【完全ネタバレ】SLAM DUNK 陵南戦IH予選決定戦編の魅力!三井の涙と全国切符をかけた死闘を徹底解説
導入部分
SLAM DUNK 陵南戦IH予選決定戦編――「安西先生……バスケがしたいです……」 この言葉を胸に復帰した三井寿が、スタミナの限界と戦いながら3Pシュートを放ち続ける。海南に敗れた湘北に残された全国への道は一つ、陵南に勝つこと。しかし安西先生は病で倒れ、指揮官不在のまま決戦を迎える。仙道vs流川、赤木vs魚住、そして木暮の奇跡の3ポイント。この記事では、インターハイ出場をかけた湘北と陵南の最終決戦を、ネタバレありで徹底解説します。赤木が試合終了と同時に流した涙の意味まで、詳しく語ります。
✓ この記事でわかること
- 三井寿の壮絶な過去と「バスケがしたいです」の真の重み
- 安西先生不在で戦う湘北の覚悟
- 仙道彰と流川楓のエース対決の行方
- 木暮公延の奇跡の3ポイントシュート
- 全国出場を決めた瞬間と赤木の涙
📖 読了時間:約12分 | おすすめ度:★★★★★(涙なしでは読めない名勝負)
基本情報
【陵南戦IH予選決定戦編 基本情報】
- 収録:単行本19巻〜22巻(第166話〜第190話付近)
- 主要キャラ:桜木花道、流川楓、赤木剛憲、三井寿、宮城リョータ、木暮公延、仙道彰、魚住純、福田吉兆、田岡茂一
- 核となるテーマ:夢の実現、仲間への信頼、2年半の集大成
- 舞台:神奈川県インターハイ予選決勝リーグ最終戦
- 試合結果:湘北 70 - 66 陵南
あらすじ
⚠️ ここから先、陵南戦IH予選決定戦編のネタバレを含みます
決戦前夜 - 安西先生の倒れる
決勝リーグの状況
- 海南がすでに全国出場を確定
- 残り1枠を湘北と陵南で争う
- 直接対決で勝った方が全国出場
安西先生の入院
- 桜木のシュート練習に付き合っていた安西先生が倒れる
- 病院に搬送され入院
- 陵南との最終戦に指揮官が不在
- 選手たちだけで王者・陵南と戦わなければならない
三井寿の回想 - バスケがしたいです
- 中学時代、県大会MVPに輝いた三井
- 安西先生の言葉に救われ湘北に入学
- しかし膝のケガで挫折
- 焦りから無理をして怪我を悪化
- バスケを捨て不良の道へ
- 2年のブランクを経て不良仲間を引き連れバスケ部を襲撃
- 安西先生の姿を見た瞬間、抑えていた感情が爆発
- 「安西先生……バスケがしたいです……」
- あの涙からの復帰、しかし失われた2年は大きい
前半 - 仙道と流川の激突
陵南の戦力
- エース仙道彰:天才的なセンスと視野の広さ
- センター魚住純:赤木と互角の巨漢
- スコアラー福田吉兆:爆発的な得点力
- 田岡監督の緻密な戦術
序盤の攻防
- 安西先生不在の不安を抱える湘北
- 赤木がキャプテンとして全員を鼓舞
- 流川と仙道のエース対決が白熱
- 福田が得点を重ね湘北を苦しめる
赤木vs魚住
- 3年間のライバル対決の集大成
- インサイドの攻防が試合を左右する
- 互いの意地とプライドがぶつかり合う
- 赤木にとっては全国出場がかかった戦い
後半 - 三井の限界と執念
三井のスタミナ問題
- 2年のブランクで体力が著しく低下
- 前半から全力プレーで消耗が激しい
- それでも3Pシュートを打ち続ける
- 安西先生の不在が三井の気持ちをさらに奮い立たせる
三井の3Pシュート
- スタミナが切れかけても外からシュートを放つ
- バスケを捨てた2年間への後悔
- その分を取り戻すかのような必死のプレー
- しかし体力の限界が近づき交代を余儀なくされる
仙道の脅威
- スコアラーとしてもゲームメイカーとしても活躍
- 流川を抑えながらチームメイトにもパスを供給
- 湘北ディフェンスを一人で崩壊させかねない実力
- 陵南が追い上げる原動力に
終盤 - 木暮の3ポイントと勝利の瞬間
木暮公延という男
- 赤木と同じく1年生からバスケ部にいる
- 才能あふれるメンバーの中でレギュラーを掴めなかった
- それでも2年半、ずっとチームを支え続けた
- メガネ君と呼ばれる地味な存在
奇跡の3ポイント
- 試合終盤、陵南が追い上げる展開
- 陵南が戦略的にフリーにしていた木暮
- その木暮に回ってきたボール
- 2年半の全てを込めた3ポイントシュートが決まる
- この一本で試合の流れが決定的に
桜木のシュート
- 桜木が最後にダメ押しのシュートを決める
- 海南戦のパスミスの悔しさを晴らすかのように
- 陵南は追い上げるも届かず
試合終了 - 赤木の涙
- 湘北 70 - 66 陵南で試合終了
- 3年間の夢がついに叶った瞬間
- 赤木が試合終了と同時に号泣
- 弱小チームを率い続けた男の涙
- 全国制覇の夢への第一歩
この編の見どころ
見どころ1:三井寿の壮絶なドラマ
「バスケがしたいです」の重みが、この試合で最大限に発揮されます。
🌟 挫折と復活の物語
中学MVP から不良へ
- 誰よりもバスケを愛していた少年
- 膝の怪我による挫折
- 焦りと嫉妬に押しつぶされた
- バスケを捨て2年間を無駄にした
復帰後の現実
- 技術は残っているがスタミナがない
- 2年のブランクは体力に直結する
- 試合後半になると動けなくなる
- それでも3Pシュートで戦い続ける
安西先生への想い
- 中学時代、安西先生に救われた
- その恩師が入院している中での試合
- 安西先生のためにも負けられない
- バスケを取り戻した意味を証明する戦い
🎯 重要ポイント:三井の物語はスラムダンクで最も感動的なサブストーリーです。才能がありながら挫折し、道を踏み外し、それでも戻ってきた。その全てがこの陵南戦に凝縮されています。
見どころ2:木暮公延の3ポイント
2年半の努力が一本のシュートに集約された瞬間です。
💡 メガネ君の真価
才能に恵まれなかった男
- 赤木と一緒に1年生からバスケ部にいた
- しかしスタメンには入れなかった
- 三井、宮城、流川、桜木という才能の持ち主たちに囲まれて
- それでも練習を続けた2年半
なぜ木暮の3Pは泣けるのか
- 才能ではなく努力で勝ち取った一本
- チームのために裏方に徹してきた男の晴れ舞台
- 陵南がノーマークにしていたからこそ生まれた
- 地味な男が試合を決定づけた
❓ 考えてみてください:木暮がいなければ湘北バスケ部は存続できなかったかもしれません。赤木と二人で弱小時代を支えたのは木暮です。その男が最後に放った3ポイントの重さ。
見どころ3:仙道彰vs流川楓のエース対決
スラムダンク屈指のライバル対決が、全国出場をかけて激突します。
⚡ 天才同士の対決
仙道彰の凄さ
- 得点もアシストもできる万能型エース
- 試合の流れを一人で変える力がある
- 余裕のある態度の裏に隠された闘志
- 田岡監督が「仙道がいれば全国制覇できる」と言わしめた
流川楓の進化
- 海南戦での覚醒からさらに成長
- 仙道との1対1に全力で挑む
- 個人技だけでなくチームプレーも
- 全国の舞台でさらに進化していく伏線
💡 注目ポイント:この二人のライバル関係は、互いを高め合う関係です。仙道がいるから流川は強くなり、流川がいるから仙道も本気を出す。
見どころ4:赤木剛憲の3年間が報われる瞬間
弱小チームを率い続けた男の夢が叶う、スラムダンク屈指の感動シーンです。
🔥 キャプテンの涙
3年間の苦悩
- 1年生の頃から全国制覇を夢見ていた
- しかしチームメイトが集まらなかった
- 木暮と二人で弱小時代を耐え抜いた
- ようやく揃った仲間たちとの最後の挑戦
試合終了の号泣
- ホイッスルが鳴った瞬間、涙が溢れる
- 安西先生がいなくても勝てた
- 仲間たちと掴んだ全国出場
- 赤木のこの涙は、読者の涙でもある
🎯 重要ポイント:赤木の涙は「勝利の喜び」だけではありません。3年間の苦労、仲間が集まるまでの孤独な日々、全てが報われた涙です。
見どころ5:敗れた陵南のドラマ
勝者だけでなく敗者にもドラマがあるのがスラムダンクの真骨頂です。
👥 陵南の男たち
魚住の涙
- 赤木と最後のセンター対決
- 3年間のライバル関係に決着
- 敗れた悔しさ、しかし互いを認め合う
仙道の潔さ
- 全力で戦った末の敗北
- 言い訳をしない天才の姿
- 「湘北が強かった」と認める器の大きさ
田岡監督の後悔
- 木暮をノーマークにした采配ミス
- 「あいつ(木暮)も3年間やってきた男だ」
- 監督としての痛恨の見落とし
印象に残った名シーン・名言
「安西先生……バスケがしたいです……」
三井が不良仲間を連れてバスケ部を襲撃し、安西先生の姿を見た瞬間に泣き崩れながら言った言葉。この回想が陵南戦をさらに感動的にしています。
なぜ名シーンか?
- スラムダンク最高の名場面として広く知られる
- バスケを捨てた2年間の後悔が凝縮されている
- 安西先生という存在の大きさ
- 三井の不器用さと純粋さが同居する瞬間
木暮の3ポイントシュート
試合終盤、フリーになった木暮が放った3ポイントシュート。2年半の全てが込められた一本。
なぜ感動的か?
- 才能に恵まれなくても努力し続けた男の結実
- 陵南が軽視した木暮への「答え」
- チームを支えてきた裏方の晴れ舞台
- この一本がなければ全国出場はなかった
赤木の号泣
試合終了のホイッスルと同時に泣き崩れる赤木。3年間の全てが報われた瞬間。
なぜ心に響くか?
- 強面のキャプテンが見せた人間らしい涙
- 弱小時代から諦めなかった男への最大のご褒美
- 読者も一緒に泣いてしまうシーン
- スラムダンクの感動の頂点の一つ
田岡監督「あいつも3年間やってきた男なんだ」
木暮の3ポイントを見て、田岡監督が漏らした言葉。木暮をノーマークにした采配を悔やむ一方で、木暮の努力を認めるシーン。
なぜ印象的か?
- 敵チームの監督が相手の努力を認める
- 3年間の積み重ねは決して無駄にならないというメッセージ
- 才能だけがバスケットボールではないことの証明
キャラクター分析
三井寿:挫折と復活の象徴
この編での特徴
- 2年のブランクによるスタミナ不足に苦しむ
- しかし3Pシュートの精度は健在
- 安西先生への想いが戦う原動力
- 失った2年間を取り戻そうとする必死さ
三井の本質
- 誰よりもバスケを愛している
- だからこそ挫折した時のダメージが大きかった
- 復帰後も苦しみ続ける不器用さ
- しかしその不器用さこそが三井の魅力
木暮公延:努力の結晶
この編での特徴
- 普段はベンチから仲間を支える
- 才能あふれるチームメイトの中で地味な存在
- しかし2年半の練習で積み上げたシュート力
- 決定的な場面で奇跡の3Pを決める
木暮の存在意義
- 赤木と二人で弱小時代を支えた
- 木暮がいなければバスケ部は存続できなかった
- 地味だが不可欠な存在
- 「努力は報われる」ことを体現した男
仙道彰:最強のライバル
この編での特徴
- 得点とアシストの両方でチームを牽引
- 流川との1対1で互角以上の実力を見せる
- 余裕のある態度の裏にある勝利への執念
- 敗れても潔い、器の大きな男
仙道の魅力
- 天才でありながら驕らない
- チームメイトを生かすプレーもできる
- 流川とは違うタイプの天才
- 陵南の全国出場は仙道にかかっていた
赤木剛憲:夢を叶えたキャプテン
この編での特徴
- 安西先生不在で精神的支柱となる
- 魚住との最後のセンター対決
- 試合終了後の号泣
- 3年間の集大成
赤木の成長
- 一人で背負い込む赤木から、仲間を信頼する赤木へ
- この試合ではチーム全員の力で勝った
- 全国出場は赤木一人の力ではなく、チーム全員の力
- その事実が赤木の涙をさらに美しくする
考察・伏線ポイント
三井の2年間の空白
失われた時間は取り戻せるのか
- スタミナ不足という形で2年のブランクが表れる
- しかし3Pシュートの精度は中学時代のまま
- 失った時間は戻らないが、残った才能で戦える
- 三井の物語は「再起」のメッセージ
安西先生不在の意味
なぜこのタイミングで安西先生が倒れたのか
- 選手たちの自立を描くため
- 安西先生に頼らず自分たちで勝つ経験
- 全国大会に向けてチームとしての成熟
- 特に桜木のシュート練習が安西先生の倒れるきっかけに
木暮の3Pと田岡監督の采配
なぜ木暮はフリーだったのか
- 田岡監督は才能あるスタメンを警戒した
- 木暮を「脅威ではない」と判断した
- しかし3年間の練習は嘘をつかなかった
- 才能だけでは測れない「経験」の力
赤木と魚住の3年間
ライバル関係の決着
- 1年生の頃から競い合ってきた二人
- この試合が最後の直接対決
- 勝者と敗者に分かれたが、互いの実力は認め合っている
- 全国大会では赤木が二人の分まで戦う
他の編との比較
陵南IH予選戦の位置づけ
スラムダンクの県予選編クライマックス
- 海南戦の敗北を乗り越えた先にある最終決戦
- 勝てば全国、負ければ終わり
- 全員が全力を出し切る総力戦
他の試合との違い
- 陵南練習試合:チームの出発点、仙道に手も足も出なかった
- 翔陽戦:チームワークの重要性を学んだ
- 海南戦:敗北と挫折を味わった
- 陵南IH予選戦:全てを乗り越えて掴んだ勝利
- 山王戦:全国での集大成
個人的評価 陵南IH予選決定戦は、スラムダンクの県予選編における最高到達点です。三井の物語、木暮の奇跡、赤木の涙――一つの試合にこれほどのドラマが詰まっている作品はそうありません。特に木暮の3Pシュートは、才能がなくても努力し続けることの美しさを教えてくれます。
どんな人におすすめ?
- スラムダンクで一番泣きたい人
- 三井寿の物語に心を動かされたい人
- 努力が報われる瞬間を見たい人
- チームスポーツの感動を味わいたい人
まとめ
陵南戦IH予選決定戦編は、スラムダンクの県予選編における感動の頂点です。
この編の魅力
- 三井寿の壮絶な過去と復活のドラマ
- 安西先生不在で自立する湘北
- 仙道vs流川の天才対決
- 木暮公延の奇跡の3ポイント
- 赤木剛憲の夢が叶った涙
「安西先生……バスケがしたいです……」この言葉の重みを知った上でこの試合を読むと、三井のすべてのプレーに胸が熱くなります。2年間バスケを捨てた男が、全国出場をかけた試合で3Pシュートを打ち続ける。その姿に、読者は自分自身の「諦めかけたもの」を重ねてしまいます。
そして木暮公延の3ポイント。才能に恵まれなくても、2年半の努力は嘘をつかなかった。田岡監督の「あいつも3年間やってきた男なんだ」という言葉は、努力する全ての人へのエールです。
まだ読んでいない方へ 19巻から22巻に収録されたこの陵南戦は、スラムダンクで最も泣ける試合の一つです。三井、木暮、赤木、それぞれの物語が一つの試合に集約されています。バスケのルールを知らなくても、必ず心を動かされます。
もう一度読み返したい方へ 三井の回想シーンから読み返してみてください。「バスケがしたいです」と泣いた男が、全国出場をかけた試合でどんな顔をしてコートに立っていたか。その表情一つひとつに、失った2年間の重みと、取り戻した夢への執念が詰まっています。
次はいよいよ全国大会。湘北が全国の舞台でどんな戦いを見せるのか、新たな挑戦が始まります!