SLAM DUNK

【完全ネタバレ】SLAM DUNK 陵南練習試合編の魅力!三井寿の復帰と湘北の覚醒を徹底解説

導入部分

「バスケがしたいです……」 SLAM DUNK屈指の名シーンが生まれるのがこの「陵南練習試合編」です。陵南との練習試合での惜敗、宮城リョータの復帰、そして元バスケ部エース・三井寿がバスケ部を襲撃し、涙ながらにバスケへの想いを告白するまで。湘北バスケ部が「全国制覇」を狙えるチームへと変貌を遂げる激動の展開をネタバレありで徹底解説します。笑い、ケンカ、涙、そしてバスケへの情熱。SLAM DUNKが本格的なスポーツ漫画へと変わる転換点がここにあります。

✓ この記事でわかること

  • 陵南との練習試合の全試合展開と結末
  • 仙道彰・魚住純など陵南の魅力的なキャラクター
  • 宮城リョータの復帰と湘北への影響
  • 三井寿のバスケ部襲撃事件と感動の復帰
  • 湘北がインターハイを戦えるチームになるまで

📖 読了時間:約10分 | おすすめ度:★★★★★(三井の復帰は必見)


基本情報

【陵南練習試合編 基本情報】

  • 収録:単行本5巻〜8巻(第33話〜第69話)
  • 主要キャラ:桜木花道、流川楓、赤木剛憲、宮城リョータ、三井寿、仙道彰、魚住純、安西先生
  • 核となるテーマ:初めての敗北、チームの完成、過去の清算、バスケへの想い
  • 舞台:湘北高校体育館、陵南高校
  • 重要な展開:練習試合の敗北、リョータ復帰、三井の襲撃と復帰

あらすじ

⚠️ ここから先、陵南練習試合編のネタバレを含みます

陵南との練習試合(続き)

強豪・陵南との激闘

  • 県内ベスト4の実力を持つ陵南高校
  • キャプテン魚住純の圧倒的なゴール下
  • エース仙道彰の変幻自在なプレー
  • 花道はベンチからのスタート

花道の試合経験

  • 途中出場でコートに立つ
  • リバウンドで存在感を示す
  • しかしファウルの連続やパスミスなど初心者らしいミスも
  • 試合を通じてバスケの楽しさと悔しさを知る

仙道彰という男

  • 常に余裕を持ったプレースタイル
  • パスもシュートもドリブルも超一流
  • 流川との対決は見応え抜群
  • 最後はダブルクラッチで勝負を決める

試合結果

  • 陵南の勝利
  • しかし湘北の実力に陵南側も驚く
  • 花道は悔しさを噛みしめる
  • 「インターハイで絶対勝つ」という決意

宮城リョータの復帰

電光石火のポイントガード

  • ケンカによる入院から復帰した宮城リョータ
  • 168cmの小柄な体にスピードと根性を詰め込んだ男
  • マネージャー彩子に惚れている
  • 花道とは意外と気が合う

リョータの実力

  • 湘北で一番速いドリブル
  • 鋭いパスセンス
  • 小柄ながらも気の強さで大きな相手に立ち向かう
  • チームに足りなかったポイントガードというピース

花道との友情

  • 最初はお互い殴り合い
  • しかし「晴子さんが好き」「彩子さんが好き」で意気投合
  • 不良同士の友情が芽生える
  • 二人の掛け合いは作品屈指のコメディ

三井寿のバスケ部襲撃

過去の栄光

  • 中学時代はMVPを獲得した天才シューター
  • 安西先生に憧れて湘北に入学
  • しかし膝のケガで挫折
  • バスケを辞め、不良の道へ

バスケ部を潰しに来た男

  • 三井が不良仲間を引き連れてバスケ部を襲撃
  • 「バスケ部をぶっ潰す!」
  • 宮城との因縁も絡み合う
  • 体育館が修羅場と化す

桜木軍団と木暮の活躍

  • 桜木軍団がバスケ部を守るために参戦
  • 特に水戸洋平の男気が光る
  • メガネ君こと木暮が三井に立ちはだかる
  • 「三井、お前なにやってんだよ……」

安西先生との再会

  • 騒ぎを聞きつけた安西先生が体育館に現れる
  • 三井が安西先生の顔を見た瞬間、全てが変わる
  • 2年間抑え込んでいた想いが溢れ出す
  • 床に膝をつき、涙を流す三井

「バスケがしたいです……」

  • SLAM DUNK屈指の名シーン
  • 不良になった三井が、安西先生の前で本心を叫ぶ
  • 2年間の後悔、バスケへの未練、全てが込められた一言
  • この瞬間、三井寿はバスケ部に帰ってきた

湘北バスケ部の完成

最後のピースが揃う

  • 赤木(センター):ゴール下の大黒柱
  • 流川(スモールフォワード):得点力のエース
  • 桜木(パワーフォワード):リバウンドの天才
  • 宮城(ポイントガード):電光石火の司令塔
  • 三井(シューティングガード):3ポイントの名手

インターハイ予選に向けて

  • ついにチームとしての形が整う
  • 赤木の「全国制覇」が現実味を帯びる
  • それぞれが個性的で、欠けてはならないピース
  • 湘北バスケ部の黄金期が始まる

この編の見どころ

見どころ1:仙道彰の圧倒的な存在感

陵南のエース・仙道は、SLAM DUNKで最も魅力的なライバルの一人です。

🌟 仙道彰の魅力

余裕のあるプレースタイル

  • どんな場面でも慌てない
  • パスもシュートもドリブルも超一流
  • 相手に合わせてプレーを変える柔軟性
  • 常にどこか楽しそうにバスケをしている

流川との対比

  • 同じ天才タイプだが性格は正反対
  • 流川がストイックなら、仙道は大らか
  • 二人の対決は作品を通じての見どころ
  • お互いをライバルとして認め合う関係

🎯 重要ポイント:仙道の存在が、流川と花道にとっての「越えるべき壁」として機能します。仙道に勝てなければ全国には行けない。この構図がインターハイ予選への伏線になっています。

見どころ2:三井寿の復帰シーン

SLAM DUNK全編を通じて最も有名なシーンの一つです。

👦 三井寿の物語

栄光と挫折

  • 中学MVP、安西先生への憧れ
  • 膝のケガという残酷な現実
  • バスケを続けたかったのに続けられなかった2年間
  • 不良になることでバスケへの未練を隠そうとした

「バスケがしたいです」の重み

  • たった一言に2年間の後悔が詰まっている
  • 安西先生だからこそ言えた本心
  • プライドも意地も全部捨てた瞬間
  • 読者の涙を誘う名シーン中の名シーン

💡 再読時の楽しみ方:三井の復帰シーンは、後のインターハイでの三井の活躍を知ってから読み返すと、さらに感動が深まります。

見どころ3:宮城リョータの加入

湘北に足りなかったピースが埋まります。

👥 リョータの存在

小さな体に宿る大きな闘志

  • 168cmという小柄な体格
  • しかしスピードとガッツは誰にも負けない
  • 彩子への片想いという人間味
  • 花道との不良コンビの面白さ

チームへの影響

  • ポイントガードという司令塔の存在
  • 速い展開のバスケが可能に
  • 宮城がいることで全員が活きる
  • チームとしてのバランスが整う

見どころ4:桜木軍団と木暮の男気

バスケ部襲撃事件で、バスケ部員以外のキャラクターが輝きます。

⚡ 桜木軍団の活躍

水戸洋平のリーダーシップ

  • 花道の親友であり桜木軍団のリーダー
  • ケンカの腕は花道に次ぐ実力
  • 仲間のために体を張る男気
  • 後の試合での応援も印象的

木暮公延(メガネ君)の覚悟

  • 赤木と同じ3年間バスケ部で戦ってきた男
  • 三井に対して「お前なにやってんだ」と立ちはだかる
  • 派手さはないが、チームへの想いは誰にも負けない
  • 赤木にとっての最高の仲間

見どころ5:SLAM DUNKの転換点

この編を境に、SLAM DUNKは本格的なスポーツ漫画へと変貌します。

💡 物語の転換

ギャグからスポーツへ

  • 入部編ではギャグが中心だった
  • 陵南戦で「試合の面白さ」を描き始める
  • 三井の復帰で「人間ドラマ」が加わる
  • インターハイ予選に向けて熱量が上がる

チームの完成

  • 5人のスタメンが揃う
  • それぞれの個性と役割が明確に
  • 「全国制覇」が夢物語ではなくなる
  • ここからSLAM DUNKは加速していく

印象に残った名シーン・名言

「バスケがしたいです……」

三井寿が安西先生の前で涙ながらに告白した一言。SLAM DUNK最大の名シーンと言っても過言ではありません。

なぜ心に刺さるのか?

  • 2年間の後悔が凝縮された一言
  • プライドを捨てた瞬間の美しさ
  • 好きなことを素直に言えることの尊さ
  • 安西先生との師弟関係の深さ

「三井、お前なにやってんだよ……」

木暮が三井に向けた言葉。かつてのチームメイトとして、三井の本心を知っているからこその一言。

なぜ印象的か?

  • メガネ君の静かな怒りと悲しみ
  • かつての仲間への想い
  • 三井の心を揺さぶるきっかけ
  • 木暮というキャラクターの深さ

仙道のダブルクラッチ

練習試合終盤、仙道が見せた華麗なダブルクラッチシュート。この一本で試合が決まった。

なぜ衝撃的か?

  • 仙道の実力を証明するプレー
  • 湘北の敗北を決定づけた
  • 「この男を倒さなければ全国には行けない」という印象を植え付けた
  • 流川にとっての大きな壁

安西先生が体育館に現れるシーン

バスケ部襲撃の騒ぎの中、安西先生が静かに体育館に現れる。その瞬間、三井の表情が変わる。

なぜ印象的か?

  • 言葉を発する前から空気が変わる
  • 三井にとっての安西先生の存在の大きさ
  • 温厚な老人の静かな威厳
  • このシーンの「間」が素晴らしい

キャラクター分析

三井寿:あきらめの悪い男

この編での特徴

  • 中学時代はMVPの天才シューター
  • 膝のケガで挫折し、2年間不良に
  • バスケへの未練を暴力で隠していた
  • 安西先生の前で本心をさらけ出す

復帰の意味

  • 2年間のブランクがある
  • 体力は落ち、技術も鈍っている
  • しかし3ポイントシュートの才能は健在
  • 「あきらめの悪い男」として再出発

宮城リョータ:電光石火のポイントガード

この編での特徴

  • 168cmの小柄な体格
  • スピードとドリブルが武器
  • 彩子マネージャーに片想い
  • 三井とのケンカで入院していた

チームでの役割

  • 湘北の司令塔
  • 速い展開を生み出すパスワーク
  • 小さいからこそ速い、速いからこそ強い
  • チームに足りなかった最後のピースの一つ

仙道彰:天才は楽しむ

この編での特徴

  • 陵南のエースにして大黒柱
  • オールラウンドなプレースタイル
  • 常に余裕を持ち、バスケを楽しんでいる
  • 流川と花道の「越えるべき壁」

魅力

  • 敵なのに嫌いになれないキャラクター
  • 実力に裏打ちされた余裕
  • 流川との好対照な存在
  • 後のインターハイ予選での再戦が楽しみになる

木暮公延:影のMVP

この編での特徴

  • 赤木と同期の3年生
  • 控え選手だが、チームへの想いは誰よりも強い
  • 三井の襲撃に立ち向かった勇気
  • メガネ君という愛称

役割

  • チームの精神的支柱
  • 赤木の苦労を知る唯一の同期
  • 派手さはないが、チームに不可欠な存在
  • 後の試合で重要な活躍を見せる

考察・伏線ポイント

三井のケガと2年間の空白

三井はなぜ復帰できたのか

  • 膝のケガは完治していた
  • 問題は身体ではなく心だった
  • バスケを辞めた本当の理由は「挫折への恐怖」
  • 安西先生の存在が心の壁を壊した

湘北のスタメン5人の意味

なぜこの5人なのか

  • 赤木:ゴール下の支配者(センター)
  • 流川:個人技の天才(エース)
  • 桜木:リバウンドの怪物(パワーフォワード)
  • 宮城:スピードの司令塔(ポイントガード)
  • 三井:3ポイントの名手(シューティングガード)
  • 5人がそれぞれ違う強みを持ち、補い合う

安西先生の「白髪鬼」時代

温厚な老人の過去

  • かつては大学バスケの鬼コーチ
  • 「白髪鬼」と恐れられた
  • ある事件をきっかけに高校バスケの指導者に
  • 三井がバスケ部を選んだ理由でもある

陵南との再戦への伏線

インターハイ予選での再戦

  • 練習試合では敗北した湘北
  • しかし今はメンバーが揃った
  • 仙道という壁を越えられるか
  • この練習試合での経験が、後の再戦で活きてくる

他の編との比較

物語の転換点

陵南練習試合編の位置づけ

  • チームの完成
  • ギャグからスポーツへの転換
  • 三井の復帰という最大の見せ場
  • インターハイ予選への助走

後の編との違い

  • 陵南練習試合編:チーム結成と人間ドラマ
  • 翔陽戦編:インターハイ予選の本格的な試合
  • 海南戦編:真の強豪との対決
  • 陵南IH予選編:因縁の決着
  • 山王戦編:全ての集大成

個人的評価 三井寿の復帰シーンは、スポーツ漫画史上最も感動的なシーンの一つです。ケガで挫折し、道を外れた男が、たった一言で全てを取り戻す。そしてこの編でチームが完成することで、SLAM DUNKは一気に加速していきます。入部編が「始まり」なら、この編は「覚醒」です。

どんな人におすすめ?

  • 三井寿の名シーンを詳しく知りたい人
  • チームが完成する過程を楽しみたい人
  • 人間ドラマとしてのスポーツ漫画が好きな人
  • 挫折からの復活物語に心を打たれたい人

まとめ

陵南練習試合編は、SLAM DUNKが本格的なスポーツ漫画へと変貌する転換点です。

この編の魅力

  • 仙道彰という魅力的なライバルとの出会い
  • 宮城リョータの復帰でチームに司令塔が加わる
  • 三井寿の「バスケがしたいです」という名シーン
  • 湘北バスケ部のスタメン5人が揃う瞬間
  • インターハイ予選への期待が高まる

特に三井の復帰シーンは、何度読んでも胸が熱くなります。2年間のブランク、不良としての日々、そして安西先生の前で流した涙。好きなことを好きだと言えることの尊さを、三井は教えてくれます。

まだ読んでいない方へ この編だけでもSLAM DUNKを読む価値があります。三井の「バスケがしたいです」は、漫画史に残る名シーンです。ぜひ自分の目で、あの涙を見届けてください。

もう一度読み返したい方へ 三井の襲撃シーンを読み返すとき、彼が本当はバスケがしたくてたまらなかったことを知っている分、最初の頃より深く感動できるはずです。そして木暮の「お前なにやってんだ」という言葉の重みを、改めて感じてください。

次はいよいよインターハイ予選!翔陽高校との激闘が待っています!