【感想・考察】ONE PIECE「ドレスローザ編」の見どころと魅力を徹底解説
導入部分
ONE PIECE新世界編を代表する長編エピソード「ドレスローザ編」。情熱と愛の国ドレスローザで、ルフィたちが元王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴと戦う壮大な物語です。この記事では、ドレスローザ編の魅力を、ネタバレありで徹底的に語ります。サボの再登場、ギア4の初披露、コロシアムでの熱い戦い、そして麦わら大船団の結成。感動と興奮が詰まった、ONE PIECE屈指の名エピソードです。
基本情報
【ドレスローザ編 基本情報】
- 収録:単行本70巻〜80巻(第700話〜第801話)
- 主要キャラ:ルフィ、ロー、サボ、ドフラミンゴ、レベッカ、キュロス
- テーマ:過去の罪、家族の絆、解放と自由、正義と悪
- 主な敵:ドンキホーテ・ドフラミンゴ、ドンキホーテファミリー
あらすじ
※ここから先、ドレスローザ編のネタバレを含みます
パンクハザードでトラファルガー・ローと同盟を組んだルフィたちは、四皇カイドウを倒す計画の一環として、ドレスローザへ向かいます。目的は、カイドウに人造悪魔の実「SMILE」を提供しているドフラミンゴを倒すこと。
ドレスローザは、ドフラミンゴが10年前にリク王から奪った国でした。この国には「オモチャの人間」という不思議な存在がおり、その秘密がドフラミンゴの支配の鍵でした。
一方、コロシアムではメラメラの実を賭けた大会が開催されていました。そこに現れたのは、死んだはずのルフィの兄サボ。彼は革命軍の参謀総長として生きていました。
ルフィたちはドフラミンゴを倒すため、様々な人々と協力します。コロシアムの戦士たち、オモチャにされていたトンタッタ族、そして10年前に王位を奪われたリク王とその家族。
ドフラミンゴとの決戦で、ルフィは新技「ギア4」を披露。圧倒的な力でドフラミンゴを倒します。
戦いの後、ルフィを慕う7つの海賊団が麦わら大船団を結成。ルフィは意図せず、5600人を超える大海賊団の頭となりました。
この編の見どころ
見どころ1:サボの再登場と感動の再会
ドレスローザ編最大の驚きは、サボの再登場です。
ルフィとエースの義兄弟だったサボは、子供の頃に天竜人に撃たれて死んだと思われていました。しかし実際には生きており、革命軍の参謀総長として活動していました。
マリンフォード頂上戦争でエースが死んだことを知り、記憶を取り戻したサボ。コロシアムでルフィと再会し、エースの意志を継いでメラメラの実を食べます。
「おれはもう誰も死なせねェ」というサボの誓い。兄弟の絆が再び描かれる感動のシーンです。
見どころ2:ギア4の初披露
ドレスローザ編では、ルフィの新技「ギア4」が初めて披露されます。
バウンドマン(弾む男)という巨大化した姿で、圧倒的なパワーとスピードでドフラミンゴを圧倒。「ゴムゴムのキングコングガン」という必殺技で、ドフラミンゴを倒します。
この新技の登場は、ルフィが四皇と戦える力を手に入れたことを示しています。
見どころ3:オモチャの秘密とシュガーの能力
ドレスローザには、多くのオモチャが存在します。しかしこれらのオモチャは、元々人間でした。
シュガーの「ホビホビの実」の能力で、オモチャにされた人々。彼らの記憶は周りの人から消え、存在しなかったことにされます。
ウソップがシュガーを気絶させたことで、全てのオモチャが人間に戻り、ドフラミンゴの支配が崩れ始めます。ウソップの活躍が光るシーンです。
見どころ4:レベッカとキュロスの物語
ドレスローザ編のもう一つの軸は、レベッカとキュロスの父娘の物語です。
キュロスは元剣闘士で、殺人罪を背負っていましたが、リク王に救われ、王の護衛となりました。そして王女スカーレットと結婚し、レベッカが生まれます。
しかしドフラミンゴがドレスローザを乗っ取った時、キュロスはオモチャにされ、娘レベッカからの記憶も消されてしまいます。それでも、片足のオモチャ兵士として、レベッカを陰から守り続けてきました。
オモチャから人間に戻り、レベッカと再会するシーンは、涙なしには読めません。
見どころ5:麦わら大船団の結成
ドレスローザ編のラスト、ルフィを慕う7つの海賊団が「麦わら大船団」を結成します。
バルトロメオ率いるバルトクラブ、キャベンディッシュ率いる美しき海賊団、サイ率いる八宝水軍など、個性豊かな海賊団がルフィの傘下に入ります。
ルフィは「子分なんかいらねェ」と言いますが、彼らは勝手に盃を交わし、大船団を結成。総勢5600人を超える大艦隊が誕生しました。
この大船団は、後の物語で「歴史的事件」を起こすと予告されています。
印象に残った名シーン・名言
「おれは エースの意志を継ぐ男だ!!!」(74巻)
サボがメラメラの実を食べて宣言する言葉。エースの炎は、サボによって受け継がれました。
「ウソランド!!!」(75巻)
シュガーを気絶させたウソップが、トンタッタ族から「ウソランド」と呼ばれて讃えられるシーン。ウソップの活躍が光ります。
「お前はもう…泣かなくていいんだ」(77巻)
キュロスがオモチャから人間に戻り、レベッカに言う言葉。長年離れていた父娘の再会シーンは感動的です。
「ゴムゴムの…キングコングガン!!!」(79巻)
ルフィがギア4でドフラミンゴを倒す必殺技。この一撃で、ドレスローザは解放されました。
「おれにしかできねェ事もある」(80巻)
サンジがルフィに言った言葉の回想。それぞれの役割を理解し、信頼し合う麦わらの一味の絆が示されています。
「今から…おれの名を名乗る!!!」(80巻)
ルフィが全世界に向けて宣言するシーン。「5番目の海の皇帝」としての存在感を示します。
キャラクター分析
トラファルガー・ロー:復讐者から解放へ
ローは、ドフラミンゴへの復讐のためにルフィと同盟を組みました。
幼い頃、恩人コラソン(ドフラミンゴの弟)を殺されたロー。彼の復讐心は深く、自分の命を犠牲にしてでもドフラミンゴを倒そうとします。
しかしルフィの「お前は死ぬな」という言葉で、ローは「復讐」から「解放」へと心を変えます。仲間の大切さを思い出したローの成長が描かれています。
ドンキホーテ・ドフラミンゴ:悲しき元天竜人
ドフラミンゴは、元天竜人という複雑な過去を持つキャラクターです。
天竜人の特権を捨てて人間界に降りた父を持ち、そのせいで家族全員が迫害されました。母は病死、父は殺され、弟コラソンも裏切った。ドフラミンゴは全てを失い、「世界への復讐」を誓いました。
悪役でありながら、悲しい過去を持つドフラミンゴ。彼の「家族」への執着は、失ったものへの渇望の表れです。
サボ:受け継がれるエースの炎
サボは、エースの意志を受け継いだキャラクターです。
革命軍の参謀総長として、世界を変えるために戦うサボ。メラメラの実を食べたことで、エースの炎は消えませんでした。
「おれはもう誰も死なせねェ」という誓いを胸に、サボはルフィを守り続けます。
レベッカ:傷ついても戦う王女
レベッカは、剣闘士として戦いながらも、誰も傷つけたくないという優しさを持つキャラクターです。
母を失い、父(キュロス)をオモチャにされ、祖父(リク王)も幽閉され、全てを失ったレベッカ。それでも、剣闘士として生きるしかなかった彼女の強さと優しさが描かれています。
バルトロメオ:最強のルフィファン
バルトロメオは、ルフィの熱狂的なファンです。
東の海でのルフィの活躍に憧れ、海賊になったバルトロメオ。ルフィへの尊敬と憧れが、時に暴走するほど強烈です。
しかし戦闘力も高く、バリバリの実の能力で仲間を守る頼れる存在でもあります。
考察・伏線ポイント
Dの一族とドフラミンゴの知識
ドフラミンゴは「Dの一族」について何か知っているようです。
「お前らDはまた必ず嵐を呼ぶ」という発言から、ドフラミンゴは世界の秘密を知っていることが示唆されています。
マリージョアの国宝
ドフラミンゴが「マリージョアに国宝がある」と発言しています。
この国宝が何なのか、そして世界政府がなぜそれを隠しているのか。この謎は、後の物語で重要な意味を持つでしょう。
麦わら大船団の「歴史的事件」
ナレーションで「麦わら大船団は、後に歴史的事件を起こす」と予告されています。
この事件が何なのか、まだ明かされていません。最終章での彼らの活躍が期待されます。
ギア4の限界
ギア4は強力ですが、使用後に10分間覇気が使えなくなるという弱点があります。
この弱点をどう克服するかが、後のワノ国編でのギア5への進化に繋がります。
ローの「D」の秘密
ローの本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」。彼も「D」の一族です。
ローがなぜ「D」を隠しているのか、その理由はまだ明かされていません。
他の編との比較
ドレスローザ編は、ONE PIECEの中でも特に長い編です。全102話にわたり、複雑な物語が展開されます。
アラバスタ編と似た構造(国を救う物語)ですが、規模はさらに大きく、登場キャラクターも非常に多いです。
ギア4の初披露、サボの再登場、麦わら大船団の結成など、重要な出来事が多く、新世界編の中でも特に重要なエピソードです。
個人的には、長さゆえに中盤がやや冗長に感じる部分もありますが、サボとの再会シーンやギア4の初披露、レベッカとキュロスの再会など、名シーンも多い名エピソードだと思います。
こんな人におすすめ:
- サボが好きな人
- ギア4を見たい人
- 長編の壮大な物語が好きな人
- 父娘の感動的な物語が好きな人
まとめ
ドレスローザ編は、ONE PIECE新世界編を代表する壮大なエピソードでした。
サボの再登場、ギア4の初披露、オモチャの秘密、レベッカとキュロスの再会、そして麦わら大船団の結成。様々な要素が詰め込まれた、見応え十分の物語です。
特にサボとルフィの再会シーンは、エースを失った悲しみを乗り越えて、前に進む二人の姿が描かれており、感動的でした。
ギア4の圧倒的な強さも見どころです。ルフィが四皇と戦えるレベルに成長したことを実感できます。
長い編ですが、最後まで読めば必ず感動と興奮が待っています。まだ読んでいない方は、ぜひこの機会に!
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