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ハイキュー!!

【ネタバレ解説】ハイキュー!! 春高予選〜全国大会篇|白鳥沢撃破から稲荷崎・音駒との激闘まで

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18巻から

対象: 18〜33巻

導入部分

ハイキュー!! 春高予選〜全国大会篇――「飛べない烏」が全国の大舞台に羽ばたく。東京合宿で大きく成長した烏野高校は、春高予選に挑みます。条善寺、和久谷南を撃破し、インターハイ予選で敗れた青葉城西にリベンジ。そして宮城県決勝では「絶対王者」白鳥沢学園と、フルセット5セットの死闘を繰り広げます。念願の全国大会出場を果たした烏野を待ち受けるのは、椿原学園、宮侑率いる稲荷崎、そして因縁の音駒との「ゴミ捨て場の決戦」。長大な物語をネタバレありで徹底解説します。

この記事でわかること

  • 春高予選の全試合結果とスコア
  • 白鳥沢学園・牛島若利との死闘の全貌
  • 全国大会での椿原・稲荷崎・音駒との激闘
  • 月島の覚醒が花開く白鳥沢戦のドラマ
  • 「ゴミ捨て場の決戦」の感動

読了時間:約15分 | おすすめ度:★★★★★


基本情報

【春高予選〜全国大会篇 基本情報】

  • 収録:単行本18巻〜33巻
  • 主要キャラ:日向翔陽、影山飛雄、月島蛍、牛島若利、天童覚、及川徹、宮侑、宮治、孤爪研磨、黒尾鉄朗
  • 核となるテーマ:全国への挑戦、チーム一丸、個の覚醒、宿命の対決
  • 舞台:宮城県春高予選、東京体育館(春高全国大会)

あらすじ

⚠️ ここから先、春高予選〜全国大会篇のネタバレを含みます

春高予選 ― 予選ラウンド

一次予選を突破

  • 烏野は一次予選で扇南(25-16、25-13)、角川(25-22、25-19)を連破して代表決定戦に進出
  • 東京合宿で身につけたシンクロ攻撃が威力を発揮
  • チーム全体のレベルが格段に上がっていることを証明

条善寺戦(セットカウント2-0:25-21、25-20)

  • 代表決定戦の初戦は、自由奔放なプレースタイルが特徴の条善寺
  • セッター・照島が型にはまらないトス回しで烏野を翻弄しようとする
  • しかし烏野は合宿で培った対応力で冷静に処理
  • ストレート勝利で準々決勝へ進出

和久谷南戦(セットカウント2-1:25-20、20-25、25-23)

  • 粘り強い守備とコンビネーションが武器の和久谷南
  • 第2セットを落とすが、第3セットで粘りを見せて逆転勝利
  • 山口忠がジャンプフローターサーブで初のサービスエースを記録
  • 準決勝進出を決める

青葉城西リベンジ ― 準決勝

インターハイ予選の雪辱

  • 準決勝で再び青葉城西と対戦
  • 及川徹率いる青葉城西はインターハイ予選後もさらに成長
  • 前回はフルセットで敗れた烏野だが、今度はチーム全体が進化している

試合のポイント

  • 日向と影山の新しい変人速攻が機能
  • シンクロ攻撃で青葉城西のブロックを分散
  • 菅原の途中出場によるリズムチェンジ
  • 及川もまた全力で烏野に立ち向かう

烏野の勝利

  • フルセットの激闘の末、烏野が青葉城西を破る
  • インターハイ予選での悔しさを晴らすリベンジ達成
  • 及川は敗退後も影山に「まだ俺の方が上だ」とプライドを見せる
  • 宮城県代表決定戦の決勝へ進出

白鳥沢学園との県決勝 ― 絶対王者への挑戦

白鳥沢学園高校

  • 宮城県最強の絶対王者
  • 全日本ユースにも選出されているエース・牛島若利を擁する
  • 左利きから放たれる超重量級のスパイクが最大の武器
  • 天童覚のゲスブロック、五色工の台頭

第1セット(16-25 白鳥沢)

  • 牛島のスパイクの威力に烏野が圧倒される
  • 通常のブロックでは止められない重さと角度
  • 白鳥沢のペースで試合が進み、第1セットを大差で落とす

第2セット(31-29 烏野)

  • 烏野が反撃を開始
  • 月島がリードブロックで牛島のスパイクコースを限定
  • 日向の変人速攻と東峰のパワースパイクで得点を重ねる
  • デュースにもつれ込み、31-29で烏野が奪取

第3セット(18-25 白鳥沢)

  • 白鳥沢が立て直し、牛島が再び猛威を振るう
  • 天童の読みブロック(ゲスブロック)が烏野の攻撃を封じる
  • 再び白鳥沢がセットを奪い、セットカウント2-1でリード

第4セット(29-27 烏野)

  • 後がない烏野が全力で食らいつく
  • 月島がついに牛島のスパイクをシャットアウト!――この瞬間、月島の覚醒が完全に開花
  • しかし月島はブロックの際に手を負傷し、途中退場
  • 残されたメンバーが月島の分まで戦い、29-27で第4セットを奪取
  • 運命のフルセット第5セットへ

第5セット(21-19 烏野)

  • 月島がテーピングをして試合に復帰
  • 日向、影山、東峰、田中、西谷――全員が全力を出し切る
  • 牛島の猛攻に何度も追い詰められるが、烏野は諦めない
  • 最後は日向がブロックフォローからの切り返しで決着
  • セットカウント3-2で烏野が白鳥沢を撃破
  • 烏野高校、春高全国大会出場決定!

春高全国大会 ― 全国の舞台

1回戦:烏野 vs 椿原学園(セットカウント2-0:25-23、25-23)

  • 全国大会の初戦
  • 緊張する烏野だが、着実に試合を進める
  • 日向が全国の舞台でも変人速攻を決め、存在感を示す
  • ストレート勝ちで2回戦進出

2回戦:烏野 vs 稲荷崎(セットカウント2-1:27-25、16-25、32-30)

  • 全国屈指の強豪・稲荷崎高校との対戦
  • 宮侑・宮治の双子コンビが烏野に立ちはだかる
  • 宮侑は天才セッターにしてサーブの名手
  • 宮治はパワフルなスパイカー

稲荷崎戦の激闘

  • 第1セットは僅差で烏野が奪取(27-25)
  • 第2セットは稲荷崎が地力を見せて大差で奪い返す(16-25)
  • 第3セットは一進一退の攻防、デュースに突入
  • 宮侑のサーブ、宮治のスパイクに翻弄されながらも烏野は食らいつく
  • 32-30の超デュースの末、烏野が勝利

ゴミ捨て場の決戦 ― 烏野 vs 音駒

3回戦:烏野 vs 音駒(セットカウント2-1:25-27、26-24、25-21)

  • ついに実現した「ゴミ捨て場の決戦」
  • 烏野と音駒の長年の因縁が、公式戦で初めて激突
  • 烏養元監督と猫又監督の悲願が叶う

「繋ぎ」vs「攻め」

  • 音駒の「ボールを落とさない」バレーが烏野の攻撃を受け止める
  • 研磨の頭脳が烏野の攻撃パターンを分析し、的確に対応
  • 日向と研磨の直接対決――身体能力 vs 戦術眼
  • 第1セットを音駒が先取(25-27)

激闘の結末

  • 第2セットは烏野が意地で奪い返す(26-24)
  • 第3セットは烏野がリードを広げ、25-21で勝利
  • 研磨は試合後、初めて「楽しかった」と笑顔を見せる
  • 黒尾は「ゴミ捨て場の決戦がやっとできた」と感無量
  • 烏野は準々決勝進出を決める

この編の見どころ

見どころ1:白鳥沢戦 ― ハイキュー!!最高峰の試合

白鳥沢戦は、ハイキュー!!全体でも最高峰の試合の一つです。

なぜ白鳥沢戦が特別なのか

  • フルセット5セットマッチという大舞台(決勝のみ5セットマッチ)
  • 「絶対王者」に「落ちた強豪」が挑む構図
  • 月島の覚醒が完全に花開く瞬間
  • 全員が限界を超えて戦う姿
  • 試合終了後の感動的な描写

見どころ2:月島の覚醒完成 ― 牛島のスパイクを止めた瞬間

東京合宿で芽生えた月島の闘志が、白鳥沢戦で完全に開花します。

  • 黒尾から教わったリードブロックの技術を実践
  • 全日本ユースの牛島のスパイクをシャットアウト
  • 手を負傷してもコートに戻る執念
  • 「たかが部活」と言っていた少年が、試合に全てを賭ける

見どころ3:稲荷崎戦 ― 宮兄弟との超デュース

宮侑・宮治の双子コンビは、これまでの相手とは次元が違う強さです。

  • 宮侑の変幻自在なサーブとトス
  • 宮治のパワフルかつ繊細なスパイク
  • 双子ならではの阿吽の呼吸によるコンビネーション
  • 第3セットの32-30という歴史的な超デュース

見どころ4:ゴミ捨て場の決戦の感動

長年の伏線が結実する「ゴミ捨て場の決戦」は、ハイキュー!!随一の感動回です。

  • 烏養元監督と猫又監督の長年の夢が叶う
  • 日向と研磨のライバル関係の到達点
  • 研磨が試合後に見せた笑顔の意味
  • 黒尾の感無量の表情

この試合は2024年2月に公開された劇場版「ゴミ捨て場の決戦」としても映像化され、大ヒットを記録しました。

見どころ5:山口忠の成長

控えだった山口がチームに貢献する姿が胸を打ちます。

  • 月島の陰に隠れていた存在から、ピンチサーバーとしてチームの武器に
  • ジャンプフローターサーブという武器を独自に磨き上げた
  • 白鳥沢戦ではサーブで流れを変える重要な場面を担う
  • 「ナイスサーブ」という仲間からの声に応える姿

印象的な名シーン・名言

月島が牛島のスパイクをシャットアウトする瞬間

白鳥沢戦第4セット、月島がリードブロックで牛島の強烈なスパイクを完璧にシャットアウト。体育館が静まり返り、月島自身も信じられないという表情を見せる。東京合宿から積み重ねてきた全てが結実した瞬間。「たかが部活」の少年がバレーに全てを賭けた瞬間です。

「“6人”で強いのが烏野」

白鳥沢戦で烏野の強さを評した言葉。牛島のような個の力ではなく、6人全員が機能することで強さを発揮するチーム。個々の能力では劣っても、チームワークで上回る。ハイキュー!!が描く「チームスポーツ」の本質です。

白鳥沢戦終了後の描写

全国大会出場を決めた烏野メンバーの姿。澤村の涙、東峰の安堵、菅原の歓喜。3年間の努力が報われた瞬間の描写は、読者の涙を誘います。

稲荷崎戦第3セットのデュース

30-30を超えるデュースの中で、一球一球に全てを賭ける両チーム。日向が宮侑のサーブをレシーブし、影山がトスを上げ、東峰が決める。チーム全員のリレーで勝利を掴む烏野の姿が印象的です。

研磨の「楽しかった」

ゴミ捨て場の決戦の終了後、いつも無気力に見える研磨が初めて「楽しかった」と口にする。体力の限界を超え、全力で戦った末の感想。日向との出会いが研磨を変えたことを示す感動的なシーンです。


キャラクター解説

牛島若利:宮城の絶対王者

プロフィール

  • 白鳥沢学園3年生
  • ポジション:ウイングスパイカー(キャプテン)
  • 身長:189.5cm

この編での特徴

  • 全日本ユース代表にも選出されるトップスパイカー
  • 左利きから放たれる超重量級のスパイクが最大の武器
  • 寡黙だが、バレーボールに対する姿勢は誰よりも真摯
  • 「強いのは俺だ」という圧倒的な自信

天童覚:ゲスブロッカー

プロフィール

  • 白鳥沢学園3年生
  • ポジション:ミドルブロッカー

この編での特徴

  • 「ゲスブロック」(読みだけで跳ぶブロック)の使い手
  • 相手の攻撃パターンを直感で読む
  • リードブロックの逆を行く独特なスタイル
  • 月島のリードブロックとの対比が印象的

宮侑:双子の天才セッター

プロフィール

  • 稲荷崎高校2年生
  • ポジション:セッター

この編での特徴

  • 全国屈指の天才セッター
  • 強力なジャンプサーブも武器
  • 双子の弟・宮治との阿吽のコンビネーション
  • 影山と並ぶ高校バレー界最高のセッター
  • 後にMSBYブラックジャッカルで日向のチームメイトとなる

宮治:パワーと技術のスパイカー

プロフィール

  • 稲荷崎高校2年生
  • ポジション:ウイングスパイカー

この編での特徴

  • 宮侑の双子の弟
  • パワフルかつ正確なスパイクが持ち味
  • 侑との双子コンビネーションで烏野を苦しめる
  • 卒業後はプロの道ではなくおにぎり屋を目指す

孤爪研磨(再登場):ゴミ捨て場の決戦

この編での特徴

  • 烏野との公式戦で初めて全力を出す
  • 日向との直接対決で「楽しい」という感情を初めて味わう
  • 音駒のチーム全体を動かす司令塔
  • 試合後の「楽しかった」が全てを物語る

まとめ

春高予選〜全国大会篇は、ハイキュー!!の物語における最大のクライマックス群です。

この編の魅力

  • 白鳥沢戦のフルセット5セットの死闘
  • 月島の覚醒が完全に花開く牛島戦
  • 青葉城西へのリベンジ達成
  • 稲荷崎との第3セット超デュースの緊張感
  • 「ゴミ捨て場の決戦」という長年の伏線の結実
  • 研磨の「楽しかった」という一言の重み

16巻にも及ぶ長大なエピソードですが、全ての試合に意味があり、全てのキャラクターに見せ場があります。特に白鳥沢戦は、烏野が「落ちた強豪」から「全国出場校」に返り咲く瞬間を描いた、シリーズ屈指の名勝負です。

まだ読んでいない方へ 春高予選から全国大会まで、息つく間もない激闘の連続です。白鳥沢戦で涙し、稲荷崎戦で手に汗握り、音駒戦で胸が熱くなる。バレーボールを知らなくても、この試合の興奮は必ず伝わります。

もう一度読み返したい方へ 白鳥沢戦で月島が牛島のスパイクを止めるシーンを読み返す時、東京合宿での「下手くそだからじゃない?」を思い出してください。あの一言がなければ、この瞬間は生まれなかった。ハイキュー!!は全てのシーンが繋がっています。

次は鷗台戦・最終章。烏野の春高全国大会は衝撃の展開を迎え、物語はプロの世界へと続いていきます!


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